VT-4を使ってみて分かったこと

私の環境

――――配信を始めたころ、声の壁にぶつかって

機材を持て余した引きこもりの遊び

機材ばかり持っていた私がそれを持て余していて、ふと何かやってみようと思い立ったはいいものの、できることは限られていました。
主に私自身の技量的に。

というわけで始めたのが配信というわけです。

最初に壁として立ちはだかったのは、申請後24時間配信を始められないというルールでしたが。
今になって別チャンネル立てた時に忘れててびっくりしたぞ。

まあいざ配信をやるとはいえ、「生声はちょっと恥ずかしいナァ」なんてありもしない恥を持っていたわけで、じゃあ既存のバ美声VTuberを参考にDAWとボイスチェンジャーエフェクトを使ったボイチェンでもやるかと思ったりもしたのですが、理屈はわかるけどムリッってなりました。

結局手っ取り早く始めたかったので、結局「Roland VT-4」を使ってボイチェンをすることにしたのです。

そのためにわざわざ買いました。

また機材増やすんかい。

ボイチェンを試した結果

VT-4は自分の声に変化をつけることがとても簡単にできます。

USB or 電池で電源を確保して、マイクをつないでアウトからケーブルを出して、それを配信PCに入力すれば終わり。
あと48Vファンタム電源

これで準備完了です。

ハード面は。

ソフト面はまた別の機会に書く。

で、ボイチェン自体はVT-4のイヤホンジャックから聞くことができるので、マイクに向かって適当に喋って、ノブやフェーダーをいじれば声が変わります。

この辺のパラメータ面も別の機会に書く。

そんで試した結果はっていうと、YouTubeのチャンネルを観てもらえばわかります。

ねりこのYouTubeチャンネル

先に言っておく、すまん。

手軽だけど天井も低い、が、敷居も低い(金銭面のぞく)

小題にも書いてるけど、まず手軽。

箱開けて、セットしてマイクつないでPCにアナログで入力してはい終わり。

これだけで夢のボイチェンYouTuberの誕生です。

VTuberはアバターとかあるからもうちょっとかかるんじゃ。

だけどその代わりというわけではないですが、パラメータの設定に限界があります。

まずリアルタイムで声を調整することは超絶難しいです。

人の声には出し方によって特性があるらしく、その出し方によって割り当てるパラメータの値を変えたほうが聞こえがよくなるらしい。

ってVTuberの人が言ってた。

だからその出し方に合わせて聞こえをよくしようとすると、ダンスクラブのDJよろしくノブやフェーダーをリアルタイムでいじらないといけないってわけ。

ムリッ

ということで、VT-4はVT-4に合わせる根性がある人にとってはとても良い機材ではありますが、大半の人間にとっては万能というわけではありません。

この辺がハードウェアの限界かなと思う。

あとハードウェアの有利な点としては、遅延がほとんど発生しないところ。

そんなわけで手軽だけど天井(限界)は低い。

けれども、最初にも書いた通り手軽である。

という点では敷居は低いのかなと。

ただしお値段3万円

とりあえず始めるにはハードルが高い

高かったり低かったりいろいろと乱高下してるけど、  実際に使ってみた所感としては

「価格が高い」

この一言に尽きます。

初心者にはまったくおすすめしません。

できません高いし。

お金ある人は試してみてもいいんじゃないカナ

予備知識全くなくてどうしてもやりたいって人にもおすすめしません。

価格に対するリターンが限定的すぎる。

もちろんリターンがないわけではありません。

しかしながら前述のとおり、声の出し方を変えてもボイチェンの変化は固定値、声の質も人それぞれなので、バチクソピッタリはまる人じゃないと難しいと思います。

あ、そういえばオーディオインターフェースとしての機能もあったわ。

じゃあオマエはどうなのよ

ハイ、私はハズレの人間でした。

でも一応手元には、なんかあったとき対応できるなーっていう保険としておいておきます。

というかチャンネルに上がってる動画ほとんど9割くらいこれだけどね。

最近故あって環境をリセットして再構築してるから、またしばらくはお世話になります。

そんなこんなで「Roland VT-4」は、これからも大切に使っていこうと思う次第でございます。


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